今までFacebookを中心にライブや日々の事を挙げていましたが、今年からそれはやめて、このブログで自分の思っていることを丁寧に書いてみよう、そんな風に思っています。
そしてこのブログに挙げていなかった、2021年の記事を何こか立て続けに挙げています。記録として残しておきたいからです。
この記事では、ここには挙げていなかった、友人だったモンド☆モンタさんの事の記事を挙げます。今年の2022年の5月ごろに、彼を追悼する気持ちを込めて、反戦歌や社会派のシャンソンを散りばめた小さなソロライブがしたいなと思っています。
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モンド☆モンタさんのこと 5月10日の晴れの日に歌仲間であり、友人でもありました、モンド☆モンタさんの葬儀があり、参列して参りました。会場にはご家族の皆様、友人の皆様、そしてモンタさんのシャンソンの先生であり、大先輩のシャンソン歌手のあみさんもいらっしゃり、あみさんのお教室の上品なマダムもいらっしゃり、皆さんとモンド☆モンタさんのことをお見送りいたしました。 一年半ほど前に、癌が発覚し、抗がん剤治療を受けながら、頑張っていらっしゃいましたが、5月3日憲法記念日の日にお亡くなりになりました。 私は、モンタさんとの付き合いは、4年ほどになりますが、思い返せば、とても濃い4年間の交流でした。4年間、交流し、ときには、けんかもして、でも彼は、あっという間に風のように去っていきました。 モンタさんとはSNSを通じて知り合い、いろいろなことをやりとりしてるうちに、共感する部分も多く、そして話してみたら住んでいるところも近く、時折お茶をしながら、いろんな話をしました。 彼は、彼の中にとても強いこだわりとある種の美学を持った人でした。そしてそれがときに強いあまりに周りと衝突することもあったようですし、実際私も、ちょっと喧嘩をしたこともあります。 でもすごくピュアな人でした。 お葬式の際、モンタさんの社会運動のご友人や、奥様やご親戚のお話をお聞きしたり、少しお話しさせていただいても、皆様同じような印象を持たれているようで、皆さんの話を聞いているうちに、ああ、モンタさんらしいなと感じました。 彼は世の中の理不尽に対して戦い続けた人でしたそしてその想いをシャンソンの訳詞にのせていました、と同時にご家族や友人に対する思いや愛情、そして人間と世界への希望も訳詞に込めていたと思います。 彼はがんの治療を受けながらも 昨年10月に行われた軽井沢のコンクールに出場し、ジュリアン・クレールの曲を訳した『女性たちよ、愛しています』を歌って、奨励賞を受賞しました! 11月には、私の月夜の仔猫での小さなソロライブにスペシャル友情出演してくれて、その『女性たちよ愛しています』を歌ってくれました。本当にとても素敵な歌でした。あの時のライブに来てくださった皆様、配信を見てくださった皆様、その素敵な歌をきっと覚えておられると思います。 秋ぐらいまでは、治療で手足が震えたりして辛そうではありましたが、見た目には元気で、本人も周りも、治療がうまくいって体調が回復するのではないかと言う希望を持っていたと思います。 でも春になりあっという間に去ってしまいました。
シャンソンのコンクールで奨励賞を取ったあと、さっといなくなってしまいました。
まるでジャック・ブレルみたいじゃないか・・・。 子供さんと奥様、ご家族を残していってしまうこと、本人が何よりも一番無念だったことでしょう。
私が、生き方で悩んだ時、きっと心の中に、モンタさんを思い出すでしょう、
私は人として恥ずかしい生き方をしていないか、なにかその境界線を超えてしまってはいないか、、、
モンタさんは、私の心の中に、そういった指針の光の粒みたいなものを残していきました。
モンド☆モンタさん、お疲れ様、そしてありがとう!
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